任意整理や個人再生の手続き後には、3年から5年の返済が待っています。

返済は債権者の口座に振り込む方法で、振込手数料はご本人負担になります。

回数にすると36回から60回、これを債権者の数だけ行うことになります。

仮に5社に対し、36回返済するとなると、返済回数は計180回。

1回あたりの振込手数料が432円だとすると、完済までに負担する振込手数料は77,760円にも及びます。

住信SBIネット銀行を使って、この振込手数料を無料で、かつ自動で振込む方法をお知らせします。




 

前提

架空の依頼者、Aさんの状況は次のとおりです。

  • 5社に3年間返済する。
  • 貸金業者が指定してきた振込口座は住信SBIネット銀行でも三井住友信託銀行でもない。
  • 債務整理をするくらいなので、預貯金300万円はない。

住信SBIネット銀行のスマートプログラム

スマートプログラムとは、商品・サービスのご利用状況に応じて確定するスマプロランクにより、ATMや振込の手数料が無料になる優遇プログラムです。また現金やJALのマイルに交換できるスマプロポイントが貯まります。

引用元:https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/smartprogram

条件を満たすと、振込手数料が所定の回数無料になるのです。

振込手数料を無料にするには

ランク3を目指す


引用元:https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/smartprogram_03

Aさんは5社への返済が必要なので月7回まで他の金融機関あての振込手数料が無料になる「ランク3」を目指します。

ランク3の条件

引用元:https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/smartprogram_04

Aさんは債務整理をするくらいですから、総預金残高300万円以上をクリアするのは無理です。

クレジットカード(ミライノカード)の審査も通りそうにありません。

住宅ローンもすぐには組めないでしょうから、赤枠の中から3つクリアするのが現実的です。

外貨預金 月末残高あり

月末残高の金額に条件はありません。

最低単位を持っておけばよいでしょう。

Aさんは、南アフリカランドを1ランド(約8円)持つことにしました。

南アフリカランドの価値が下落しても大した損失ではありません。

0円になったところで、損失は8円です。

SBIハイブリッド預金 月末残高あり

SBIハイブリッド預金は、SBI証券と連携した円預金です。
SBIハイブリッド預金へ預入れたお金は、お客さまのSBI証券口座の買付余力に自動的に反映し、株式や投資信託、債券などの証券取引に利用できます。

引用元:https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i050004CT

こちらも月末残高の金額に条件はありません。

AさんはSBIハイブリッド預金に1円だけ入れることにしました。

「住信SBIネット銀行の口座」と「SBI証券の口座」を作る必要があり、初めだけ手間がかかりました。

しかし、今後の振込手数料を節約するための意味のある手間ですので、Aさんはマイナンバーカードを用意して、登録しました。

給与・賞与・年金受取 月内に入金あり

個人事業主の方は使えませんが、Aさんはサラリーマンです。

会社の給与入金口座を住信SBIネット銀行に変更するだけでこの項目を達成できます。

Aさんはさっそく振込口座変更依頼書を給与担当に提出しました。

Aさんの場合は上記の3項目をクリアすることで「ランク3」になることができました。

しかし、外貨預金や証券口座を解説するのに抵抗があったり、給与振込口座の変更を会社に申し出るのが嫌だ、という人がいるかもしれません。

そんな方は次の項目を検討してください。

VISAデビットカード月末確定金額

1万円以上だと1カウント、3万円以上なら2カウントになります。

債務整理をしたAさんはクレジットカードが当面作成できないでしょうから、ネットショッピング用にデビットカードがあると便利です。

また、毎月1万円以上安定的に利用するには、以下の決済に登録しておくといいでしょう。

  • 携帯電話料金
  • プロバイダー料金
  • 電気、ガス、水道料金

 

このように、上記4項目のうち、3項目(3カウント)クリアすれば、月7回の振込が無料になります。

できそうでしょ?

振込を自動で行う方法

定額自動振込サービスを利用する

引用元:https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/shouhin_furikomi_06

  • 10件まで自動で振込するよう設定できます。
  • 振り込む日は毎月の特定の日に設定できますので、給料日に合わせて設定できます。
  • 振込指定日が休日の場合は、前営業日もしくは翌営業日に振込むかを設定しておけます。
  • 振込期間を設定できます。

声を大にして言いたいのは、

この住信SBIネット銀行の定額自動振込には別途取扱手数料はかからないことです。

他行にも定額自動送金サービスはあります。

しかし、振込手数料に加えて定額自動送金サービスの取扱手数料が別途必要な銀行があります。
例えば三井住友銀行だと、振込手数料に加えて取扱手数料が108円かかります(2018年10月30日現在)

Aさんの今後

ランク3になり、月7回まで振込手数料が無料になったAさんは、毎月無料で、自動的に各社への振込をすることができます。

振込期間も設定しておいたので、あとは、しっかり働くだけですね。

終わりに

債務整理の手続きが終わり返済を開始する方や、債務整理を取り扱っている事務所さんは参考にしてみてください。

口座開設日の翌月まではランク2からのスタートになりますので振込手数料が無料になるのは月3回です。

早めに開設してランク3の条件を満たすのがおすすめです。

住信SBIネット銀行は振込回数が無料回数を超える場合でも1回税込み154円で他行に振り込めるので、安いと思いますけど。

おしまい。