登記事項証明書(昔の登記簿謄本)は取り方によってかかる費用が違うのをご存じですか?

司法書士には常識でも一般の方が知っているとは限らないので書いてみます。

設例)
登記取造(とうきとるぞう・仮名)さんは会社から住宅手当を受けるために自宅マンションの登記事項証明書が1通必要になりました。
自宅マンションは大阪市にあります。
法務局は大阪法務局北出張所が一番近くて、電車代は片道230円かかるとします。

次のうち、どの方法が一番安く取得できるでしょうか?

1 法務局の窓口で請求書を書いて取る。
2 請求書を法務局に郵送して、郵送で送ってもらう。
3 インターネットで請求して、法務局まで取りに行く。
4 インターネットで請求して、郵送で送ってもらう。

正解は

4です。

http://www.moj.go.jp/MINJI/TESURYO/index.html

1は1,160円かかります。
(登記事項証明書1通700円+往復電車賃460円)
平成23年3月31日以前は、1通1,000円だったことを考えれば安くなったものです。
証明書自動発行機で請求すると早いですよ。
以前の記事をご参照下さい。

法務局の証明書発行機が爆速だった件

 

2は860円かかります。
(登記事項証明書1通700円+80円切手が2枚)
登記事項証明書請求用紙は法務省のホームページからダウンロードできます。


http://www.moj.go.jp/MINJI/MINJI79/minji79.html

費用は収入印紙を請求用紙に貼って収めます。
請求書を郵送で送り、証明書も郵送で送ってもらうので郵送時間がかかります。
3は1,010円かかります。
(登記事項証明書1通550円+往復電車賃460円)
登記事項証明書代自体はこの方法で取得するのが一番安いのですが、電車賃がかかってしまいます。
法務局の近所に住んでいて電車賃がかからない方ならこの方法がベストですね。

費用を納付後だいたい30分くらいで発行してくれています。

ちなみにうちは、法務局まで徒歩5分ですのでこの方法で取得することが多いです。
法務局にうち専用の私書箱があり、インターネットで請求するとその箱に入れて置いてもらえます。
鍵付きです。

 

4は登記事項証明書代570円のみです。
 郵送代込です。
普通に計算すると、550円+切手代80円の630円はかかるはずなのに、かなりお得になっています。

16時までに費用を納付すると普通郵便でもだいたい翌日に届いています。
(2012年7月3日時点の情報です)

次回は、インターネットで登記事項証明書を請求する方法について書きたいと思います。